支援方針

 

「コンサルタントが必要ない組織づくり」

 

 極論を言うと、コンサルタントという職業は無くても良い商売だと考えています。そのため、企業にとってコンサルタントがいなくなっても良いように、仕組み作りをすることを目標に支援しています。

 こちらからすべての指示を出しやダメ出しをするのではなく、「事業者様がどのように会社を導いていきたいのか」ということを中心にヒアリングを進めます。話し合いの中で方向性を導き出し、具体的な手段や手法については助言を行うことで事業者様の右腕として経営に参加します。

 

支援を通して「やることが明確になった」「行動に移せた」や、具体的な成果としては「新規顧客を獲得できた」「原価率が下がった」などの声を頂戴しています。

 

 コンサルタントは売上アップをさせるための魔法使いではありません。やるべきこと明確にし、いつまでに何をすべきか進捗確認と軌道修正をする役割を担っています。あくまで行動を起こすのは事業者様です。ビジョンに対して『少しでも行動を起こしたい』という方はお気軽にご相談ください。

 

代表者紹介

伊藤 隆光

 大学卒業後に都内業務用酒販店に約10年間勤務し、新規開拓営業、販売促進支援、新商品仕入れ業務、新入社員研修などのほか、在職中に300件以上の飲食店を担当し、清酒メーカー、ビールメーカー、焼酎メーカー、ワイン・スピリッツなどのインポーターとのコーディネートを行う。

 

 コンサルタントとしては酒類の豊富な知識や流通のノウハウをもと酒販店、酒蔵、飲食店を中心に支援を行っている。酒類業界に関する支援のほかは、環境の変化に対応した事業展開するための経営革新計画策定・実行支援、企業研修・セミナー、などを行っている。

 

中小企業診断士、ソムリエ、sake diploma

所属団体:千葉県中小企業診断士協会、習志野商工会議所、八千代商工会議所、東京商工会議所、日本ソムリエ協会、など

 

 

これまでの道のり

 

酒販店 ~新入社員時代~

 

 大学生の時にアルバイトしていた飲食店での影響を受け、いろいろな飲食店に携わる仕事に就きたいと思い都内の業務用酒販店に就職しました。新入社員時代に一番記憶に残っていることは、配送センターで朝5時半~21時までずっと配送や倉庫業務をやっていたことです。ブラックな状況ではありましたが、今では笑い話です。

 

 

 都内の飲食店を中心に居酒屋、ビストロ、焼肉店、バーなど約150件の店舗を担当し、新規開拓営業を行ってきました。日中は受注状況の確認、見積書の作成などの事務作業、午後になると既存店舗へ訪問を行い、商品提案を行ったり。

 

 

日中の業務が終わると夜の営業が始まります。お得意先での飲食はもちろん、見込み客である口座の無い飲食店で飲食をしてタクシーで深夜に帰宅なんていうこともザラでした。好きでやっていることだったので楽しかったですが、日中は常に眠い日々。

 

 

 1日あたり2~3件の飲食を週3~4回のハイペースで繰り返していたことも幸いし、比較的早い段階で核となる顧客を獲得することができ、新入社員として入社してから3年くらいはうまくいきすぎじゃないか?というほど順調なスタートを切りました。

 

 

 営業とは異なる仕事ですが、バイヤーのようなことも少しだけ担当しました。地酒専門店のような品ぞろえをすれば価格競争に巻き込まれないのではないか?という考えのもと、全国の蔵元に訪問して開拓営業も行いました。

 

 

 もちろん、「はいそうですか」というようにはいかないのですが、粘り強くやりとりした蔵元さんとは今でもお取引があります。今では入手困難になってしまった銘柄もあるので、やったことは無駄ではなかったんだと実感しています。

 

 

酒販店 ~スランプから転換期~

 

 非常に順調に営業成績を伸ばしていたこともあり、入社3年目に大きな飲食店グループをまとめて担当することになりました。先方からの要望や商談がシビアなケースも多々ありましたが、非常にやりがいのある毎日でした。

 

 しかし、複数の飲食店グループを同時に担当することは当時の自分には重い負荷がかかっていたようで、その他のお得意先のフォローや新規開拓の営業がおろそかになってしまったのです。

 

 

 販売会社である以上はお酒の販売量を増やすことが大前提ですが、取引金額の大きいお得意先を守ることに意識が集中し過ぎてしまい、営業数字が伸び悩む時期がありました。それに加えて、長いお付き合いのお得意先から債権者集会の手紙が届く(売掛金が回収できなくなる)ことなど、自分の与信管理の甘さを痛感する出来事もありました。モチベーションも上がらず、負のスパイラルに陥っていた時期にある転機が訪れました。

 

 

 営業部の部署が変わったタイミングで上司も代わりました。年齢も比較的近く、兄貴分であったその上司が有名なチェーン店の社長と対等に渡り合う姿にとても刺激を受けました。

 

 

 一番の出来事は上司の商談に同席した際に、経営に関する言葉に全くついていけなかったことです。「経常利益」「減価償却」「FL」「ベンチマーク」多くの言葉にクエスチョンマークがつきました。しかも、商談相手が自分と同じ年代だったりするわけですから、内心は穏やかではありません。ちょうどこの頃から飲食店や会社の「経営」に興味を持ち始めました。

 

 

 同じタイミングで考え始めたことがあります。「卸売業でどうすれば差別化ができるか」ということです。飲食店が取引する酒販店を選ぶ要素には、品揃え、価格、納期、サービスといったものが挙げられます。その当時は、価格面で比較されることが多く、常に悩み苦しんでいました。

 

 

 そして、最終的に行きついた1つの考えが「自分自身で差別化する」ということです。経営そのものを理解し、経営者と対等に渡り合えないと今後の酒販店や自分自身の立場はなくなってしまうのではないか。強い危機感を持ち始めたことから、経営に関する勉強をイチから始めました。

 

 

資格取得から開業へ 

 

 安易な発想ではありましたが、経営の勉強をするためには何が良いか検討した結果、「中小企業診断士」という経営に関する資格があることを知ります。結果的に取得までに3年の月日をかけたわけですが、その3年間の苦労や受験期間中に知り合った仲間とのネットワークが今の自分自身の礎になっています。

 

 

 独立を目的に資格を取得したわけではありませんでしたが、持っているモノは使いたくなるのは人間の性です。空いてる時間を見つけては、お得意先相手に商圏分析をしたり、販売分析をしたり、改善提案をしたり、コンサルティングのようなことを開始したのです。

 

 

取り組んでいる間に「もっと役に立てないか」「開業の時にもっと支援できれば廃業率が下がるのではないか」などの思いがどんどん強くなっていきました。

 

 

そして、資格取得から1年後には酒販店を退職し、飲食店や酒販店などのお酒に取り扱っている事業者を中心にしたコンサルティングを開始しました。すぐに良い仕事ができたわけではありませんが、今では

 

 

「業界の話がわかるから話が早い」

 

「店舗コンセプトを明確にすることができた」

 

「計画だけではなく実行することができた」

 

 

これらの声を頂戴し、少しでも役に立つべく日々邁進中です。