11月初旬に事業計画書策定に関するセミナーに登壇しました。テーマは事業計画書の作り方ですが、持続化補助金や事業再構築補助金の申請書に対応できるためのポイントについてもお伝えしました。
今回登壇した茂原商工会議所ではセミナーとは別に窓口相談の一部を担当させて頂いているので、セミナー参加から個別相談。その逆に個別相談からセミナー参加という良い流れを構築しつつあります。セミナーも個別相談も経営支援の手段として有効だと思いますが、どちらもメリットデメリットがあります。セミナーではポイントをまとめて伝えることができますが、事業者の個別の相談には対応しにくくなります。
一方で、個別相談では詳しい内容を確認や助言を行うことができますが、知識やノウハウを体系的に伝えることが難しくなります。そういった意味ではハイブリッド型の支援は良いカタチなのではないかと考えています。
今回のセミナーでは補助金申請のポイントもお話しましたが、事業計画策定の本質的な目的である、現状を踏まえた今後の方向性、ビジョンの策定、といったパートについてもカバーしました。過去に事業計画を策定した企業では、事業計画書に記載した将来ビジョンを語ることで人材採用を実現したケースもあります。
補助金申請を目的とした事業計画策定も良いと思いますが、それだけで終わらせてしまうのは非常にもったいないと感じます。自社の指針を明確に社内外に伝えることで、チームビルディングや動機づけにも効果を発揮することができます。これから事業計画を作成する企業や既に作成した事業計画がある企業に置かれては、改めて使い道を検討してみては如何でしょうか？
ご質問や初回無料相談は公式LINEアカウントから受け付けています。経営に関するお役立ち情報も発信していますので、ご興味がある方はこちらから友達登録をお願い致します。