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気温が30°をこえた時に飲みたいお酒

ここ数日、関東地方では暑い日が続いています。

 

 

酒販店時代に実感したことでもありますが、気温が高いとビールが売れる。逆に雨が降るとビールの出荷量は下がります。面白いくらいに顕著です。アルコール度数も低いので飲みやすいし、日本の食事にも根付いているので当然ですよね。

 

 

私自身もビールを飲みますが、こんな商売をしているのでビールだけではなく、気温の変化に合わせていろんなものを試しています。最近飲んだ中ではこの2つ。

 

 

 

1つ目は、ビーニョヴェルデです。

 

 

 

ポルトガルのワインで、ビーニョ(ワイン)+ヴェルデ(緑の)ということで緑ワインなんて呼ばれることもあります。実際に少し緑がかっていて、さわやかな味わいです。

 

 

品種でいうとアルバリーニョという品種が一番有名ですが、それ以外にもいくつかあったと記憶しています。

 

 

 

プチプチとした発砲感があるのが、この時期にぴったりですね。スパークリングほどではないのでお腹がいっぱいになりにくいというのも特徴です。たくさん飲めば同じですけどね(笑)

 

 

2つ目はブランドブランのスパークリングワインです。

 

 

スパークリングワインはその名の通り、発泡性のワインです。ブランドブランというのは「白の白」という意味ですが、これには理由があります。

 

 

ワインの品種には大きく分けると黒ブドウと白ブドウがあります。赤ワインは黒ブドウで造られているものが多く、白ワインは白ブドウが多いです。スパークリングワインはというと、その両方が使われています。

 

 

今回飲んだワインは、白ブドウのみで作ったワインです。セパージュはわかりませんでしたが、代表的な品種ではシャルドネやユニブランなどがあります。

 

 

さわやかな柑橘系の香りがして、これまた良いお酒でした。

 

 

何が言いたいかというと、暑い=ビールだけじゃないですよ、ということです。2種類のお酒を知らない人が上記の説明を聞いた時に「ちょっと飲んでみようかな」「話のネタに買ってみるか」といった具合に新しい選択肢に入れてもらうことが重要です。

 

 

当然の話ですが、お酒を飲む量には人それぞれ限界があります。ビールはビールで良い点がありますが、新しい提案をして顧客満足度を上げる。そして、客単価が上がって自社も儲かる。三方良しの提案ができると商売は続いていきます。

 

伊藤

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