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売れるかどうかはやり方次第

久しぶりに水道橋を訪れて思ったこと、いつの間にか餃子の街になっている。

 

全国的に有名なチェーン店はもちろん、水餃子、炊き餃子、酒場系もあればおしゃれなお店もたくさん。少し前から飲食業界では、餃子がちょっとした流行りということもありますが、それにしてもいっぱいありました。

 

 

この日は前職で大変お世話になった方々とご一緒させていただきました。家族の話やら飲食業界の話やらマネジメントの話やら、とても有意義で楽しい時間でした。

 

 

こちらは最近話題になっている、キリンビールのタップマルシェ

 

一台のサーバーから4種類のビールを提供できる優れものです。クラフトビールも市場としてかなり成長してきていることがわかる事実ですね。これを見ながら思い出したのですが、約15年前に私が就職活動をしている時、アサヒビールのエントリーシートに「ヨーロッパみたいに色々なテイストのビールを提供できるようにしたい」なんてことを書いたことを思い出しました。

 

 

結果は、面談までたどりつけず(笑)

 

 

時代の先を行き過ぎていたのか、それ以外の問題なのか、いずれにしてもあの時に世の中がこうだったら良いなぁと思っていたことが実現されていることを実感します。

 

 

そして、この日一番感動したのがこれ。

 

 

前割り焼酎です。それも10種類以上のラインナップ。価格もすべて均一で飲み比べには持って来いです。

こんな銘柄や、

 

ラベルがかわいい夏飲み焼酎やら、

 

 

紅茶の香りがする変わり種やら、

 

 

幅広いラインナップでした。

 

ご承知のとおり、乙類焼酎の市場は平成19年をピークに減少傾向にあります。

 

国税庁「酒のしおり」より。

ここから読み取れることは、何もしないで売れるわけではないということです。それこそこの日の話題にもなりましたが、焼酎ブームのころには黒霧島が品不足になっていたなんてこともありました。今ではちょっと想像しにくいですが、それほど流行っていた時期もありました。

 

逆に今はどうか。

 

売るための取り組みが必要になってきています。今回訪問したお店は焼酎を売るための取り組みが本当に素晴らしかったです。商売として売れる時に売れる商品を揃えて売るという行為は当然です。しかし、今回訪問したお店の様に、工夫次第で購買意欲を高めることはいくらでも考えることができます。

 

ハイボール、レモンサワー、日本酒、乙ハイボール、その時々で流行りすたりはありますが、どうすれば売れるか、どうすれば魅力が伝わるのか、そこをしっかりと考えている企業や人は強いですよね。他に真似されようが関係ない、むしろ、真似されてパイが広がるような取り組みって素敵ですよね。

 

伊藤

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