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【セミナー事例】知的資産経営のすゝめ

 白河商工会議所にて「知的資産経営を活用した組織体制の見直し」というテーマで登壇させて頂きました。知的資産という言葉は馴染みがないかもしれませんが、簡単に言うと決算書に現れないノウハウやネットワークなどの形のない経営資源を指します。

 決算書では売上高や収益状況、現預金と借り入れのバランスなど、1年間を通して行ってきた企業活動の結果が表れています。しかし、なぜその結果が出たのか?収益化の源泉は何なのか?背景は?といった、ことを把握することはできません。そのため、取引のある金融機関の担当者に対して決算内容を説明する必要が発生します。

 事業性評価という言葉を聞いたことはありますでしょうか?金融機関が力を入れている手法が事業性評価ですが、評価方法が決算書に現れない企業の資産を評価するという手法です。つまりは知的資産経営と関連性が高いということです。

 借り入れの際に決算書を確認するのは当然ですが、プラスアルファの観点も見ているというように理解していただければ良いと思います。

 今回のセミナーでは、知的資産経営の重要性、知的資産レポートの作成方法、レポート作成後の活用方法、情報開示に関する注意点などを講義致しました。

 参加者の方々からは、事業フローを見直すことで自社の説明をしやすくなった、ぼんやりとしていたビジョンが明確になった、社員や幹部に自分の思いを伝えたくなった、などのお言葉を頂きました。じっくりと自分や自社と向き合う時間は後回しにしてしまいがちですが、長い目で見ると非常に重要なことです。

 経済産業省の知的資産ポータルというサイトもありますので、ご興味がある方は作成マニュアルや事例をご覧になってみてください。

 2022年の初出張は東北エリアでした。道中の新幹線の窓からは徐々に雪景色になり、最初の目的地である仙台市でも雪がうっすらと積もっていました。出張から戻った翌日に新幹線トラブルで東北新幹線が全線運休になったというニュースを見たときは驚きましたが、なんとか帰ってこれてほっとしています。

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