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コスト管理に悩む経営者の特徴と改善のポイント

 最近よくお受けする相談ですが、「売上はあるが利益が残らない」というものがあります。細かい条件は本当にまちまちなのですが、上記の相談を受ける企業に共通しているポイントがいくつかあります。また、それらの共通点を払拭して利益を出すためにはどのような取り組みが必要なのか、と言う点についてお伝えします。

共通する2つの特徴

 1つ目は、定期的な確認をしていないという点です。決算書ができた時の年に1回しか確認しないと言うのは論外ですが、毎月1度のお金の出入りを把握していないというケースは意外と多くあります。コンサルティングの現場で月次報告を確認していると「何に使っているかわからない」「こんなに使ってたっけ」なんてことがよくあります。何がなんでもコストカットをしなさいという考えは持ち合わせていませんが、少なくとも何に使用されていて、予算に対して多いのか少ないのかを定期的に確認する必要はあります。ダイエットをする方法の1つに「毎日体重を図って記録する」というものがあります。定期的に体重計に乗ることで、「少し増えたから運動しよう」「明日はお酒を控えよう」と言った効果が期待できるそうです。普段はコスト意識が低い企業に対しては最初の一歩として、コストの発生状況を確認することをお勧めしています。まずは毎週1度、何にどの程度コストが発生しているのかを把握することです。このような取り組みを行うことで収益が改善しているケースは何件かありますので、進捗確認をすることはダイエットと同様に経営においても一定の効果があるではないでしょうか。

 2つ目は、各経費に目標を設定していないという点です。進捗管理をすることに加えて目標設定を行うことも非常に重要です。当然、置かれている経営状況によって目標の度合いはことなりますが、ここでいう目標と言うのは過剰に低い目標設定ではなく、実現可能性の高くかつ経営に前向きな結果を期待できる数値です。経験をベースに改めて考えてみると、売り上げ目標を立てていない企業はほとんどいませんが、経費目標を立てていない企業は多く存在します。コストの進捗管理をすることに加えて、適正な目標設定を行うことで計画に対する行動を振り返りましょう。また、結果がでやすい事業規模としては、個人で事業を営んでいる、20人以下の小規模で事業を営んでいる、という組織が当てはまります。理由は、動機づけが簡単である点と情報共有がしやすいという点が挙げられます。発注担当者や現場でコストの管理をしている担当者が別にいる場合は現状の理解、取り組みの目的、といった背景から一緒に考えていく必要があります。

 コストに対する意識が不十分な組織においては、定期的な振り返りと目標設定の2つを行うことで一定の効果が期待できます。まずは、モデルとなる過去の実績の中から望ましいコスト目標を設定しましょう。そして、週1回もしくは2週間に1回の頻度で振り返りを行ってみてください。

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