私は3人兄弟の長男です。 自分で言うのは微妙ですが意外と真面目です 笑
男しかいない家庭で育ったので当然、 雛人形なんてものには縁がなく。 娘がいることで我が家に雛人形があるのが新鮮で不思議な感じがし ます。
前置きはさておき、 節句のお祝いと言うことで美味しくて買い手にとって非常にわかり やすいお酒を飲みました、という話です 笑
富久長という銘柄を醸している酒蔵の海風土というお酒です。 味は酸がしっかりしていて甘さはあまりなく、 アルコール度数も13°とワインに近い味わいでした。
味わいももちろん素晴らしいのですが、 個人的にこの商品はネーミングとラベルが特に素晴らしい。
ラベルからは海を連想させ、名前も海(シー)風土(テロワール) ととても明快です。 説明を聞かなくても海産物にマッチするんだろうな、 と容易に想像できます。
イラストを使えばなんでもOKなんて言う気はさらさらありません が、酒質以外にも工夫したって良いじゃないかとも思うわけです。 消費者目線で中身がわかりやすければ、それはそれでありです。
10年以上お酒の販売に携わった時にも思いましたが、 お酒をわかりやすく説明するにはそれなりの知識や経験が必要です 。だからこそ、酒販店に価値があるわけなんですが、 これからの世の中を見た時に属人的な販売に頼るだけの方法も限界 があるはずです。
最後は人になるわけですが、 その手前で効率化することも重要だと言うことです。 今回のお酒の様に、商品名、ラベルであったり、 酒販店であればプライスカードやPOPが該当します。 飲食店では、メニューブックなどが該当します。
つらつらと書いてきましたが、 仕組み化できるところは仕組み化しましょうねってことです。
伝わってこその価値、伝えるための方法は色々ありますよ〜。