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【セミナー事例】クリエイティブじゃないと思っている人のためのキャッチコピーセミナー
2020年11月11日
昨日は茂原商工会議所にてキャッチコピー・ネーミングセミナーに登壇させて頂きました。最近はセミナーや研修での登壇が少しずつ増加しています。2020年の前半はコロナウイルスの影響もありましたのでリアルの集合研修やセミナーはほとんど開催されませんでしたが、前半の分を挽回するかのような勢いですね。
「キャッチコピー」というと糸井重里さんに代表されるようなコピーライターをイメージされる方が多いかと思います。そして、クリエイティブな人が取り組むイメージを私自身も持っています。実施に想像力を働かせることも必要なのですが、キャッチコピーを考える際には手順に沿って考えることも重要です。一例として、当社では下記の流れで考えています。
もう少し詳しくお伝えすると、例えばターゲット設定。自動車販売店が「車を買いたい人」を対象にしていた場合、
車を買いたい人
↓
ミニバンを買いたい人
↓
子どもがいてミニバンが買いたい人
という様に、適度にターゲットの解像度を上げていきます。この作業はクリエイティブというよりはマーケティングの発想に近いと言えます。
セミナーの冒頭でもお伝えしましたが、世の中に残るような名コピーを残すことはできなくても、小さな企業や店舗が自社の製品の売上を上げるコピーやネーミングは実現可能です。私自身はコピーの専門家ではありませんが、ネーミングやコピーによって商品の売上を上げる支援を行ったことがあります。
実際に支援を行っている場面では、自社の強みやウリにすべき部分を相手に伝えられていないことが多くあります。ヒアリングを通して聴いてみると「業界内で同じ加工をできる会社はない」「どの原料も国産しか使用していない」と言った、自社が当たり前だと考えてアピールしてこなかったことが強みの源泉となっているケースもあります。
今回のセミナーでは、キャッチコピー・ネーミングのテクニカルな情報もお伝えしましたが、基本となるのは自社や商品・サービスの特徴をよく知ることから始まります。「いい商品なのに売れない」といった悩みをお持ちの方は、一度見直しをしてみるのも良いかもしれません。
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