少し前のことになりますが、ソムリエ協会の50周年記念イベントに行ってきました。さすがに50周年とだけあって、ブースの数も質も豪華でしたね。
例えばこちら。シャトーイガイタカハ。
都内のアッパー系の業態では数年前から見かけるカリフォルニアワインです。日本人の夫妻が経営しているワイナリーです。
値札が書いてあるのでやらしい感じになってしまいますが、本当においしいワインですよ。お店ではなかなか飲めない値段なので、ここぞとばかりに全種類テイスティングしました(笑)
他にもたくさんテイスティングしたのですが、写真を取り忘れてしまったのでワインはこの辺で。
そして、日本酒ブースへ。
青森の陸奥八仙、駒井さんとは入れ違いでした。貴醸酒もありました。お酒でお酒を仕込むタイプの日本酒ですね。文字だとわけわからん(笑)
長野の真澄。スパークリング日本酒なんですが、左側のおりがらみが面白かったです。今までのスパークリングにはないコクや苦味などが幅を広げてくれそうな予感です。個人的には左の方が好みでした。
そして最後に古酒で有名な達磨政宗。ナッツのような香ばしいかおりは古酒ならではです。魚に合う日本酒が多い中で、肉やこってり系の料理にもピッタリ合いそうですね。お燗もおいしかったです。
ここの酒蔵さんは干支ラベルといって、12年古酒、24年古酒をブレンドさせたお酒があるのですが、女将さんがイメージを伝えてブレンドしてもらっているそうです。
テイスティングして色々と味を知ることはもちろん大事ですが、生産者や生産者に近い方の声を聴けるというのは何よりのメリットですよね。
「この料理に合いますよ」「こうしてこのラベルになりました」「ネーミングの由来は○○です」
こういった言葉はお客様に直接伝えるだけでなく、メニューブック、POPなどでも伝えることができます。自分で仕入れた情報ですから、伝える時にも自分の言葉になりますよね。研修やセミナーなどの場面でよく経験しますが、自ら体験した話は聞く人を惹きつけます。
自店舗の商品をしっかりと語れますか?伝わってこその価値ですからね!