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若手人材育成の研修に登壇しました!

 先日、企業経営者の方向けの人材育成研修に登壇致しました。2時間の短い時間の研修でしたが、講義とグループワークを行いながら色々な気づきを得て頂くことができました。

 若手社員の育成というテーマだったので、講義の冒頭では10年前と現在の離職理由の変化についておさらいしながらスタートしました。職場や業務に求められるポイントとして、相談しやすさや仕事のやりがいなど、ここ10年で急上昇している内容については皆さん興味深そうにされていました。

 今回の研修は中小企業向けの支援でしたが、大手企業の人事担当者も同じように若手社員の離職には悩まされています。仕事に求める内容や価値観が大きく変化している中で、すべてを若手にあわせる必要があるとは思いませんが、どのような考え方の傾向を持っているか考えることはとても重要です。

 若手社員の価値観は変化していますが、その一方で、年代や性別などの差を超えて大事にされている価値観も存在します。私が組織開発や人材育成を行っている中で人材の定着率が高い企業としては、自社の軸をしっかりと持っている傾向があります。

 具体的には、経営理念や行動基準を明確にされています。経営理念や行動基準が明確になると、求める人材像も具体的になります。求める人材像が具体的になると、採用前後のギャップも少なくなるので、おのずと定着率が高まります。今回実施した研修では、理念策定の重要性や具体的な指導方法、採用時のポイントについてお伝えすることができました。

 振り返ってみるとかなり盛りだくさんの内容になってしまいましたが、ご参加された皆様からも好意的なフィードバックを頂戴できて嬉しく思っております。10月も同じテーマで何度が研修を実施しますので、ブラッシュアップしながら実施していきたいと思います。また、研修後の個別相談も複数頂いておりますので、個社支援もしっかりやらせて頂きます!

 研修後に行った飲食店の軒先でこのようなものを見つけました。

 人材不足に関するご相談はさまざまな業界から受けますが、研修直後にも時代の流れを実感しました。奇しくも、人材に関するテーマで考えさせられることの多い一日となりました。

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