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【研修事例】経営指導員が知っておきたい飲食店支援のポイント
2020年11月5日
福島商工会議所にて経営指導員の皆様向けに『アフターコロナにおける飲食店支援のポイント』というテーマで研修講師として登壇させて頂きました。当然ながら福島県内もコロナウイルスの影響を受けているとのことで、講義終了後には色々とリアルなご相談を頂きました。実施した内容として以下の通りです。
1.飲食店経営の現状
2.経営支援における着眼点
3.ヒアリングと支援の進め方
4.今後の飲食店開業のポイント
飲食店経営の現状としては、一般的に入手できる二次データを中心に売り上げの減少や直近の回復具合を共有しました。また、自社が支援している現場からの視点として、売り上げが戻っている店舗の特徴とそうでない店舗の特徴についてもお伝えしました。
経営支援における着眼点は『事業面』『財務面』に分けてお話をしました。このパートはコロナ前と後で大きな変化はありませんが、財務面ではECや配達サービスを行うとFLRなどの指標が変化しますよ、なんてことがポイントになってきます。
今後飲食店を開業する際に重要になるポイントは利用シーンを複数想定することと接近戦になると考えています。念のためですが、接近戦というのは物理的な距離のことではないですよ。限られた商圏の中で売り上げを構築するためにはこの発想が重要です。また、商圏調査や物件選びについては少し変化の兆しが出てきています。創業者がやりたいことを実現しつつ、地域のニーズに合わせてコンセプトをチューニングできるかどうかという意味では、コロナ前も後も同じですね。
実際に講義を担当させて頂く中で私自身も多くの気づきを得ることができました。大変ありがたいことに、飲食店経営者向けにもセミナーを担当させて頂くことになりそうです。
今後の展開として同様のコンテンツを全国の経営指導員の皆様にもお伝えできればと考えております。オンラインセミナーの企画も考えておりますが、単会でご興味がある場合につきましてはお気軽にご相談ください。
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