近所の酒屋、いまでやさんで日本酒を買ってきました。
初めて飲むお酒ですが、ジャケ買いしてみました。黄色いロゴがかっこいいなと思って手に取りました。
記憶が確かなら、アルコール度数が少し低めだったはずです。一般的な日本酒は17°前後が多いので、それと比較すると飲みやすいはずです。
ここ数年はアルコール度数が15°を下回る日本酒を見かける機会が増えました。低アルコールのニーズがあるということなんでしょう。根拠のない個人的な感覚ですが、15°が見えない境目になっていて、その前後で飲みやすさがかわる印象を持っています。
低アルコールの日本酒を見かける機会が増えた一方で、官チューハイではアルコール度数が高い商品が増えています。缶チューハイでは6~7%前後の商品が多いですが、9%のストロング系も増えています。もちろん、1~3%のアルコール度数が低い商品もありますが。
以上の状況を踏まえると全体的な特徴はあるものの、消費者個人によって嗜好のバラツキがあることがわかります。商品やお酒の種類によっても伸びているカテゴリーは異なります。場合によってはお酒の種類を飛び越えて市場を獲得することもできるかもしれません。競合商品は同じカテゴリー内に存在するとは限りませんしね。
アルコール度数とは関係ないですが、強炭酸はことしの夏のトレンドになりそうです。それとコーヒーのペットボトル。ノンアルコールビールのペットボトル商品も発売になるそうです。確かに、ペットボトルだとオフィスや街中なんかでも飲みやすいですもんね。利用シーンに応じて容器を変えるということで、消費が促進されるということです。
ポーションや容器を利用シーンに合わせて工夫してみるというのも、新しい発想の切り口になりそうですね。
伊藤